バリキサ錠は原則粉砕してはいけない
【バリキサ錠は原則粉砕してはいけない】
バルガンシクロビル(商品名:バリキサ、1錠450mg)は、錠剤とドライシロップがあり、経管投与や透析患者で使用する場合(透析患者へのバリキサの使用は一般的には推奨されていませんが、透析後200mg投与 週3回、で可能ではある)は、ドライシロップ製剤を使用します。
錠剤を粉砕することは、粉砕する人(薬剤師)が曝露してしまう危険性があるため、基本的に行わないようです(行う場合は、防護服を着て行うとのこと)。
インタビューフォームによると、動物実験で、催奇形性、妊孕性低下、遺伝毒性、発がん性が認められたことがその理由のようです。
バリキサのインタビューフォーム