2019-07-15 外来における不適切な抗菌薬処方とそれを減らす方策についてのレビュー ASP(抗菌薬適正使用支援) 米国において、外来で処方される30-50%の抗菌薬は不適切な可能性がある。 医師が、不適切に抗菌薬を処方してしまうのは、知識の問題ではない(ほとんどの医師がウイルス感染症に抗菌薬が無効であることを知っている)。患者満足のため、「細菌感染症だったら」という不安、患者が望んでいるから、患者が望んでいると医師自身が「感じている」などが原因。 その不適切使用を減らすための方策が、一つ一つ検討・説明されている。 興味深いのは、communication trainingという項目があること。AMRリファレンスセンターが、かぜ診療ブラッシュアップセミナーで行っている内容です。 https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/14787210.2019.1635455?journalCode=ierz20&fbclid=IwAR0PysA_imbNer1KnKkGIU9fzSNZ-QEB21Afk2Y4eJxMlh6cDFlvD2dfxeA